こんにちは。
突然ですが、ハノイの旧市街36通りをご存知でしょうか?旧市街36通りは、タンロン遺跡(世界遺産)の東側に位置します。
そのエリアをざっくり言うと、西側は線路横のフン・フン通り(Phùng Hưng)、北側は給水塔が有るハン・ダウ通り(Hàng Đậu )、南側はホアンキエム湖北側でシルク商品を多く取り揃えたお店(Tanmy Design)が有るハン・ガイ通り(Hàng Gai)、東側は東河門東側のトラン・ニャット・デュアット通り(Trần Nhật Duật)で囲まれた辺りです。
このエリアの中に、通りごとに違う商品を扱う特色の有る36通りが有りました。
今では、ハノイを代表する観光エリアのためにホテルやレストラン、カフェ等が建ち並んだり、時の流れと共に販売する商品の変化などにより各通りの特色が薄れつつあります。それがとても残念です。
しかし、名前から昔、何をメインに販売していた通りなのかが分かります。
通りの名前に、ハン(Hàng )が付く通りが多くあり、『Hàng=商品』と言う意味です。
例えば、ハン・チエウ通り(Hàng Chiếu)は、『Chiếu=ござ』と言う意味でござの商品をメインに扱う通りです。
私は、何故か何度も引っ越しをしまして…(笑)。ハノイの中で3回も引っ越しをし、計4カ所に住みました。その中でハン・チュオイ通り(Hàng Chuối)に住んでた時に発音が似ているためにタクシー運転手に間違えられ、ござ通りのハン・チエウ通り(Hàng Chiếu)まで連れて行かれてしまったことが!無駄に片道3km、往復6kmタクシーで走ることに…普通は気付くと思うでしょ?慣れって怖い。スマホに夢中で全くタクシーの外を見てなかった…(笑)。
ベトナム語の発音は、結構難しいので慣れない旅行者は、文字で指示することをおすすめします。因みに、私が住んでたハン・チュオイ通り(Hàng Chuối)は、『Chuối=バナナ』と言う意味でバナナをメインに扱う通りだったようです。バナナ店は、1つも無かったけど…(笑)。
ところで話を戻して、ござ通りの方は今もその名残を色濃く残す通りでよく買い物に行きました。通りの両サイドに、ござやむしろ等の敷物を多く販売する店だらけですが、ござを買いに行ったことは一度も無く、お土産のプラカゴバッグを買いに何度も通いました。物欲の塊の私としては、新作が出るたびに自分用も買い替えて(笑)。ここには、日本のテレビにもよく取り上げられたプラカゴバッグのローカル店が有ります。それはまたの機会にゆっくりご紹介するとして今回は、私のお気に入り ハノイのユザワヤ通り(手芸通り) をご紹介したいと思います。
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