こんにちは。
私がハノイに住んでいた頃、最初はイオンも無くとにかく1日の食材の買い物に頭を悩ませていました。日本のスーパーマーケットのように欲しいモノが1カ所で全てが揃うなんて夢のようで(笑)。
野菜は、あっちのお店。お肉は、こっちのお店。調味料は、そっちのお店。ってな感じで遠いからタクシーで移動です。タクシー代が日本よりいくら安くてもやっぱり痛い。節約するために友達を誘って買い物ツアーです。
それでも、一番困ったのが安全で新鮮な野菜が手に入らないこと!これは、イオンができても劇的に改善とまではいかず…。夏が長いハノイでは新鮮な野菜の確保が難しいのか?いやいや、有るには有るけど見慣れない使い方の分からない野菜たちがドッサリ(笑)。それに、市場に行けば新鮮な野菜は無いこともない。でも、安全かどうかは分からない。聞くところによるとモノによっては農薬が凄いと聞いていたので…。
困った…。だんだん同じ種類の野菜(パプリカ、ヤングコーン、スプラウト野菜、玉ねぎ、人参)ばかり買う羽目に(笑)。
これでは駄目だ。野菜の代わりを食べないと!果物は皮をむけば農薬はマシだろう(←勝手な持論)。ベトナムは、果物が安くて豊富!野菜の代わりに果物を食べよう!ってことで積極的に安い、新鮮な果物を食べました。糖質取り過ぎなんだけど…(笑)。
(補足ですがハノイには、安心野菜を提供するデリバリーの会社が有ります。でも、手に取って欲しい分だけ買いたい私としては不向きなサービス。結局、全く使う事が無かった…。)
まあ、そんなこんなで果物を積極的に食べてた私は、この時期どうしても食べたくなる果物が有ります。それは、ライチ(Vải:ヴァーイ)とマンゴスチン(Măng cụt:マンクット)です。
今回は、私のお気に入り 今が旬のフルーツ!ライチ、マンゴスチン(6月) をご紹介します。
(⇩各目次は、クリックでとべます)
ライチ(Vải:ヴァーイ)
私は、日本でライチを冷凍モノしか食べたことが無く、初めてハノイで新鮮なライチを食べた時は衝撃でした(笑)。
この写真を見ていただいてお分かりのように一粒が無茶苦茶大きい!私の手が小さい訳ではありません。どちらかと言うと私は手が大きい方ですから(笑)。
この投稿をInstagramで見る
自転車のライチ移動販売です。移動しながらの販売なので業者の良し悪しが分からない。それに日焼け防止で顔を隠してるからもう顔が全く分からない(笑)。
5月~7月が旬。1kg約6万ドン(約300円)前後。安くて美味しい。水分たっぷりで上品な甘さ。枝を取って皮付きのまま冷凍保存可能。私のおすすめは、皮をむいてジップロックの袋に入れてたっぷり冷凍。すると、一年中ライチを楽しめます。高血圧を調整し、乳がん予防、美肌効果有り。枝を引っ張ってむくと簡単に手でむけます。
一度に10個以上食べるとライチ病(吹き出物、吐き気、動悸等)になることも。1週間程持たせるには水洗いした後、枝付きのままビニール袋に入れて冷蔵庫へ入れて保存。これが冷蔵庫でかなりのスペースを占領してしまう。
マンゴスチン(Măng cụt:マンクット)
日本で食べたマンゴスチンは皮が硬くてむくのに一苦労だったような…。だから一度食べただけで味さえ忘れてました(笑)。
最初、ハノイのスーパーで見かけた時に手に取ってビックリ!皮が手でむけるんじゃないかと思うくらい軟らかい。まあ、実際コツをつかめば手で簡単にむけるですけど(笑)。冷やして食べると美味しいです。
この投稿をInstagramで見る
これは、葉っぱと枝が鮮やかな緑で新鮮です。
4月~6月が旬。1kg約6万ドン(約300円)前後。安くて美味しい。爽やかで甘酸っぱい。皮はコツをつかめば手で簡単にむける。下の花びらを見ると房の大きさと数が分かる。口臭予防、がん細胞の増殖を抑えるとも言われている。
皮をむいた時に出る赤い汁が服に付くと取れない。鮮度が落ちると皮が硬くなるので濡れた新聞紙で包んでビニール袋に入れ冷蔵庫で保存。早めに食べること。
フルーツ購入の仕方
フルーツが買える場所は、市場、スーパーマーケットです。あとは、自転車や天秤棒の移動販売から購入です。
私は、大好きなライチだけは妥協したくないので朝、仕入れてその日に売りさばくという移動販売で購入。マンゴスチンは、一つ一つ手に取って選びたいのでスーパーでゆっくり吟味して購入してました。
ホム市場(Chợ Hôm :チョ・ホム)
市場は大きなところで、ハンザ市場、ドンスアン市場などが有りますが、市場にしてはちょっとお高めだけど果物の種類が豊富で大きくてキレイなのがホム市場の1階です。
この投稿をInstagramで見る
1階中央の吹き抜け部は、色とりどりのフルーツだらけです。
果物が大きくてキレイ。お得意さんになれば割引してもらえるかも。ここは、2階が生地売り場で手芸好きにはたまらないところ。本来、ホム市場と言えば生地市場!見るだけでも楽しいところです(笑)。
身なりを見て価格を変える傾向有り、外国人(日本人含む)には少し高め。価格が1㎏当たりの価格なので小売りには不向き、最低でも500gで買うこと。エアコン無しのため暑い。
自転車の移動販売
ハノイの女性は、極端に日焼けを嫌います。そもそも、普段化粧をあまりしないため日焼け止めクリームより厚着で日焼け対策です。皆さん、意外と汗をかいてないのが不思議です。
この投稿をInstagramで見る
大量のライチ、もう売り切るまで自転車に乗れません(笑)。
安い。主に、安く大量に仕入れられる旬なモノを販売するので新鮮。特に夏になるとたくさん現れる。
価格が1㎏当たりの価格なので小売りには不向き、最低でも500gで買うこと。すれ違う人に売る移動販売スタイルなので常連客にはなれない。夕方には鮮度が落ちる。基本、屋外なので暑い。
天秤棒の移動販売
ベトナムの女性は、大変よく働きます。男性は、女性に比べあまり働かないのだとか。夕方までに、カゴの中の商品を頑張って全て売り切ります。お陰で夕方頃には、だんだん値段が下がっていきます(笑)。
この投稿をInstagramで見る
旧市街で目を合わすと天秤棒を担いでみない?とすすめられ…担いだらおしまい!お金を請求されることも!すすめられたら逃げて下さい(笑)。
安い。主に、安く大量に仕入れられる旬なモノを販売するので新鮮。特に夏になるとたくさん現れる。
価格が1㎏当たりの価格なので慣れない人には良く分からない。すれ違う人に売る移動販売スタイルなので常連客にはなれない。夕方には鮮度が落ちる。基本、屋外なので暑い。
スーパーマーケット
基本的に殆どの果物や野菜が1kg当たりの金額で表記されています。欲しい分だけ袋に入れて、はかりの前にいる店員さんに渡すと重量と金額を書いたシールを貼ってくれます。あとは、それをレジに持って行くだけでOK。商品のバナナを1本だけむしり取って買っている人を見た時は衝撃でした!ベトナムではコレありなんです(笑)。
既にパックに入って販売している商品も有りますが、基本的には欲しい分だけ袋に入れて買うスタイルです。オバちゃん達は少しでも安く買うために、はかりに商品を載せる前、キャベツ等の外の傷んだ葉は全てむしり取ります(笑)。(マンゴーは種類が無茶苦茶多いのでまた、後日詳しくご紹介したいと思います。)
1kg当たりの金額ですが明確に表示されている。少量買いOK。1つ1つ手に取って商品をゆっくり選べる。
はかりの前で並んでいても皆さん結構、順番無視!皆さん、積極的に外国人(日本人含む)の前に割り込んで来ます(笑)。外国人は、あまり文句を言わないので…。
まとめ
ハノイには、四季が有るのにスイカが何故か年中美味しく食べられるんです。南のホーチミンは年中、夏だからホーチミンから入って来てるのだろうか?
最初は、ハズレの無いベトナムのスイカに感動し頻繁に食べていました。でも、いくら安くても年中有るとあまり食べなくなるんです。ありがたみが半減すると言うか…他に美味しい果物がたくさん有るので(笑)。
暑くなってきた日本で今、ハノイの安くて美味しいあの楕円形のスイカが食べたい!無理だけど…(笑)。
この時期限定の本場の味!ライチとマンゴスチンを食べたくなりませんか?はい、ハノイに行って思いっきり食べて下さい。ただし決して日本に持って帰ってはいけませんよ。日本への持ち込みは禁止されていますから!
ノイバイ空港(ハノイの空港)のチェックインカウンターで慌ててスーツケースから枝付きライチを大量に出しているベトナムの人達をよく見掛けました。海外に住む友人知人に食べさせたかったんでしょうね。その気持ち凄〜く分かります。無茶苦茶、美味しいですから!可哀想に没収です。
この時期、旬のフルーツは他にもたくさん有るけれど今回は私のお気に入り 今が旬のフルーツ!ライチ、マンゴスチン(6月) でした。
いかがでしたか?
次回は、私のお気に入り『今が旬の花!バンラン、火炎樹(6月)』をご紹介したいと思います。
最後まで読んでいただき有難うございます。
それでは、また。