ハノイのそれが好き💕

ベトナム(ハノイ)在住4年を経て本帰国。ベトナムで習った趣味の刺繡を中心に時々、思い出深いベトナム情報、大好きな京都情報をご紹介していきたいと思います。

【激似⁉】ベトナムでよく見かけるカルディ限定販売の台湾伝統柄ミニバッグ

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こんにちは。

先週、カルディの店舗前を歩いていると、見覚えのある模様が目に飛び込んできました。それは、お店の外で展示販売されていたのですが、見慣れた鮮やかな柄♪ ベトナムでよく見かけた懐かしい花模様(鳳凰と牡丹の花柄)のバッグでした。

ベトナム雑貨を見かけると手に取って見ずにはいられない私は、立ち止まってゆっくり見ることに(笑)。しかし…? よ~く見るとパンダ柄が追加されています。その上、中身は、可愛い台湾のお土産セットのようでした。色は赤色と青色が販売されていたようですが、残念ながら青色は既に完売!青色が人気だったようです。

この時、ベトナム伝統柄の布にパンダ柄を追加したオリジナル生地でバッグを作り、台湾土産セットを作るなんて、カルディさん面白い(笑)!と勝手に思っていました。(☜かなり失礼なことを…恥ずかしい。笑)

 

今回は、私のお気に入り【激似⁉】ベトナムでよく見かけるカルディ限定販売の台湾伝統柄ミニバッグ をご紹介します。

 

 

(⇩各目次は、クリックでとべます)

 

【カルディ】客家柄(はっかがら)ミニバッグ

 

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【カルディ】客家柄(はっかがら)ミニバッグ

帰宅後、改めて撮った写真の右上の説明をよ~く見てみると

『鳥や花をあしらった客家(はっか)民族の伝統柄にパンダモチーフを組み合わせたオリジナルデザインのミニバッグです。』

と書いています。

客家(はっか)民族とは、その昔、戦乱を避けて南に移住して来た漢民族の子孫と言われ、国や土地を持たないことからこの名前が付けられたと言われています。

諸説ありますが『台湾伝統花布 = 客家花布』とも言われ、花布(かふ)とは細かい花模様を染織(せんしょく)した布という意味です。つまり、簡単に言うと『台湾伝統花柄の布 = 客家民族花柄の布』ということです。

ベトナム伝統柄の布によく似ていますが…どうやら別モノのようです。でも、激似なんですけど⁉ 気になって仕方が無いので更に掘り下げて調べてみました。

 

ベトナムの伝統柄⁉

ベトナムで私がこのベトナム伝統柄(鳳凰と牡丹の花柄)をよく見掛けたところがいくつかあります。

それは、生地を販売している市場だったり、クッションやコースターなどにお洒落に加工されていたり、それを今からご紹介します。

 

コンカフェ:Cong Caphe

ベトナムの若者たちに大人気のハノイ発祥のコーヒーチェーン店です 。

各店舗のデザインはそれぞれ違いますが、ハノイの古き良き時代のレトロさをコンセプトにしたお洒落な内装、外装なので建築好きにはたまらない空間となっています♪

 

 

 
 
 
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例えばこちら、もう何処から見てもヨーロッパ!素敵です。

ハノイ大教会(聖ヨセフ大聖堂)前のコンカフェです。

 

 

 
 
 
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素敵な隠れ家カフェ的な空間♪

赤色と緑色のクッション、上部照明の笠がベトナム伝統柄です。

 

 

 
 
 
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楽しそうな可愛いカップルです♪ 

こちらは、赤色のベトナム伝統柄のクッションです。 全店舗、こんな風に同じこの柄のクッションを使っています。 

 

コンカフェのHPです。詳しくはこちらをご覧ください。 ☜こちらで各店舗の写真が見れます。(ベトナム語が日本語翻訳されない場合は、開いた画面上で右クリックし、翻訳の文字をクリックして下さい。)

 

⇩こちらでハノイのコンカフェを詳しく紹介してくれています。

www.travel.co.jp

 

 

【2021,7,15 追記】コンカフェと同じ柄のクッションを販売するお店をご紹介します。

 
 
 
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全部で計4色(緑色、赤色、青色、水色) の品揃え♪ コンカフェ カラーとも言える緑色、赤色がやっぱり素敵です。

『ハノイ商店』で一つ14万ドン(約670円)で販売されています。

詳しくはこちらをご覧ください。

 

 

安南パーラー:An Nam parlour

日本人オーナーが経営する、ベトナムの全てを詰め込んだようなワクワクするカフェです。軽食は勿論のこと、お茶をしながらベトナム各地から集めた日本人好みのお土産(雑貨)を購入出来ます。

 

 
 
 
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美味しそうでしょ~!意外な組み合わせが絶妙な『黒もち米ヨーグルトプリン』です。

赤色のベトナム伝統柄のコースターが可愛い♪

 

 

 
 
 
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上から『ベトナムコーヒー』、『ベトナムプリン』、『バインミー』です。

まるでベトナムを代表する、軽食&スイーツセットみたいです(笑)。

ハノイでよく食べた懐かしい味です♪

赤色のベトナム伝統柄のコースター、バッチャン焼きの器にピッタリです。

 

 

 
 
 
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ベトナムの暑い夏にオススメのローカルスイーツ♪ 『フルーツチェー』です。 

安南パーラーでは数種類の手作りコースターを使用していますが、私はこのベトナム伝統柄のコースターが一番のお気に入りでした。お友達は、年に一回のチャリティーバザーで同じモノを作り販売したところ大盛況だったようです。

 

Google マップ ☜こちらの投稿写真では、店内で販売されるオシャレなベトナム雑貨の数々が見れます。

【2020,9,20 追記】現在、新型コロナウイルス感染拡大の影響により一時休業中です。

 

チュラ ファッション ハウス:Chula Fashion House【2020.5.23 追記】

ハノイに住むスペイン人カップルがデザインするファッションブランドです。勿論、アオザイも多数取り揃えられており、デザインは面白いモノがたくさんあります。

 

 
 
 
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最新コレクションの中にベトナム伝統柄を使った服が⁉右側の女性の服です。ベトナム伝統柄の生地をパイピングテープに加工し装飾を際立たせています。

シンプルなアオザイの上から着れそうな素敵なジャケットです。

 

Google マップ☜こちらの投稿写真では、店内で販売されるオシャレな服の数々を見ることが出来ます。

チュラ ファション ハウス のHPです。詳しくはこちらをご覧ください。

 

ホム市場:Chợ Hôm

ハノイで大量の生地を販売する代表的なところです。建物1階は、フルーツ、靴、下着などを販売し、2階は全て生地を販売しています。

 

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ホム市場の中央吹き抜け

中央吹き抜けを取り囲むように生地販売のお店が並んでいます。実は、奥の壁までお店がビッシリ!広い上に各お店の見分けがつかないので、慣れるまで何度も迷子になってしまいます(笑)。そんな時は、中央吹き抜けに戻り1階を見下ろして位置確認をオススメします。

 

 

 
 
 
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綺麗に折り畳まれた生地が山積み状態。

通路が狭すぎて…体密着で2人すれ違うのがやっとです(笑)。

 

 

 
 
 
 
 
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手に取って見たい生地が遠すぎる時など、店員さんに身振り手振りでの指示が大変です(笑)。

このインスタ3枚目の写真を見て下さい。ベトナム伝統柄が♪ ホム市場の数ヶ所でこのように販売されています。実は、これ計7色も有ります。

1M 約5万ドン~6万ドン(約230円~280円)です。本帰国時に気になる生地をたくさん購入したものの、これを買い忘れてしまった…。あの時、買っていればカルディのバッグが7色作れたのに(笑)。

 

Google マップ ☜グーグルマップ情報はこちらです。

 

 

ドンベイダーファーブー(東北大花布)

 
 
 
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見つけてしまった…かも♪ ベトナムの伝統柄と同じに見えます。

ベトナムは中国と陸続きのため、昔から中国の影響を強く受けてきました。そのため、この極彩色のレトロな花柄生地は、中国東北地方の伝統的な柄『ドンベイダーファーブー(東北大花布)』でした。

いつ頃、ベトナムに入って来たのか分かりませんが、残念ながらベトナムの伝統柄ではありませんでした。 

 

 

【カルディ】台湾市場バッグ

 

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【カルディ】台湾市場バッグ

 最後に、こちらは一緒に販売されていた台湾市場バッグです。カラーリンガが昭和のレジャーシートに見えるのは私だけ(笑)?何故だか心が躍る可愛いバッグです♪

 

 

ベトナム花柄生地(鳳凰と牡丹)の国内販売店

☟こちらで計4色販売中です。 こちらでは『孔雀と牡丹』と書いています。『鳳凰と牡丹』どっちが正解なのだろうか(笑)? ※この生地は薄いためバッグを作る場合、裏地補強が必要です。

warafuku-lotus.com

 

台湾伝統花布の書籍の国内販売店

台湾花布の図案集です!

708種類の花模様!これらを参考に刺繍を刺してみたいかも♪

 

台湾市場バッグの国内販売店

台湾のレトロなエコバッグです。

この店舗では大、中、小の3サイズ有り♪

 

まとめ

私がベトナムの伝統柄だと思っていたこの柄は、確かに20年~30年程前のベトナムでは定番の柄で枕や布団などの寝具のカバーによく使われていたそうです。可愛いけど寝具のカバーなんて…鮮やか過ぎて目がチカチカしそうです(笑)。

中国の東北大花布だったと分かった今、今度は台湾の客家花布、中国の東北大花布のどちらがオリジナルなのか?新たな疑問が尽きませんが(笑)、今回、伝統生地の柄で改めて中国文化の影響力の大きさを知る機会となりました。恐るべし中国! 

 

今回は、【激似⁉】ベトナムでよく見かけるカルディ限定販売の台湾伝統柄ミニバッグ でした。

いかがでしたか?

 

最後まで読んでいただき有難うございます。

それでは、また。