こんにちは。
ベトナムの夏の到来と共に咲き始める花、火炎樹(かえんじゅ)をご存じでしょうか?
ハノイでは、最も暑くなる5月から咲き始めるため『火炎=ほのお』名前のイメージ通りの花です(笑)。
ベトナム人の人達は、火炎樹の木の下でアオザイに身を包み記念撮影を楽しんでいます。この時期、花のインスタ映えスポットとしては、蓮畑に並ぶ人気かも(笑)。
今回は、【卒業の花】白いアオザイに映える世界三大花木のひとつ火炎樹 をご紹介します。
(⇩各目次は、クリックでとべます)
ベトナムの火炎樹(鳳凰木)
ベトナムでは、火炎樹または鳳凰木と呼ばれ、この時期を代表する花ですが実は、原産国はマダガスカルです。フランス植民地時代、ベトナムに持ち込まれました。
火炎樹は、ジャカランダ、火焔木(カエンボク)とあわせて世界三大花木と言われています。
(※花木=美しい花の咲く木)
ハノイの『チュックバック湖:hồ Trúc Bạch』のほとりに咲く火炎樹です。
湖の周りの至る所で真っ赤な火炎樹を楽しむことができます。
火炎樹とアオザイ
この時期、火炎樹の木の下で、女学生を象徴する白いアオザイ姿で撮影した写真が溢れています。
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火炎樹の赤色に白いアオザイが輝いて見えます。
火炎樹は、ベトナムの卒業時期(6月)に咲くため『卒業の花』とも呼ばれ、学校の敷地内に必ずと言ってよいほど植えられています。まるで日本の『桜』のような存在かも。
女学生の制服が民族衣装(アオザイ)だなんて素敵な文化で羨ましいです。
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白いアオザイと赤い火炎樹の色の対比が美しい♪
火炎樹の上も下も、まるで真っ赤な花びらの絨毯(じゅうたん)のようです。
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まるで空に浮かぶ火炎樹の花♪
何故かベトナムの人達は、アオザイ姿でベトナムの帽子(ノンラー)や本を持って自撮りを楽しんでいます。
以前、蓮畑で一緒に写真を撮った際に、ベトナム人のお友達も本を手に持っていました。人気のアイテムでしょうか(笑)?
木にぶら下がっている黒いモノは、鞘(さや)です。鞘の中には種が入っています。
一度、頭の上に落ちてきたことが!軽いので全く問題無いのですが、意外と大きいので驚きました(笑)。
☟ シンプルで上品な女学生風のアオザイドレスです♪
ハノイの火炎樹通り
火炎樹は、ベトナムの至る所でよく見かけますが、ハノイでは5月~6月にかけて咲く花です。
こちらは、ハノイに住むベトナム人のお友達が火炎樹の花が一番多く楽しめる場所として紹介してくれた ブオイ通り(đường Bưởi)のトリッチ川(sông Tô Lịch)の両側 に咲く火炎樹です。
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タクシーで近くを通るたびに、アオザイ姿で自撮りを楽しむ人達を車内から羨ましく眺めていた通りです(笑)。
川なので咲き誇る火炎樹を見渡すことが出来るオススメの場所です。
日本の火炎樹
火炎樹は熱帯地方の国々に咲く花ですが、何と!日本にもベトナムのように街路樹としてたくさん咲いているところが有りました。
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美しい!沖縄の火炎樹です。既に、今年も立派に咲いているそうです。
いつか沖縄の火炎樹を探しに出かけてみたいです。
まとめ
ベトナム人のお友達がアオザイ姿で一緒に写真を撮ろうと誘ってくれていた、火炎樹が咲き誇るトリッチ川(sông Tô Lịch)。私も本帰国までには是非とも実現したいと思いつつ…うだるようなあのハノイの暑さに負けて重い腰がなかなか上がらず実現しなかった~(笑)。
ベトナムの人達の素敵なインスタ写真を見るたびに、羨ましくて惜しいことをしてしまったかも…と今更だけど後悔です。
今回は、【卒業の花】白いアオザイに映える世界三大花木のひとつ火炎樹 でした。
いかがでしたか?
最後まで読んでいただき有難うございます。
それでは、また。
☟ウエスト横のリボンが上品なアオザイドレスです♪