こんにちは。
今回は、レース糸を使ったお正月リースのブローチ作りです。
リース(英語:wreath)とは、花や枝、葉などで作られた装飾用の輪ですが、誰もが思い浮かべるリースはクリスマスに飾られるクリスマスリースではないでしょうか(笑)。
日本のしめ飾り(しめ縄)もリースも、豊作や厄除けなどの意味で玄関などに飾るという共通の意味を持つモノですが、リースは毎年、再利用可能なのに対し、しめ飾り(しめ縄)は毎年買い替えが必要なのが不思議です(笑)。
今回は、レース糸で作る お正月リース ブローチ をご紹介します。
(⇩各目次は、クリックでとべます)
お正月リース ブローチ
レース糸を使って花とリースの輪の部分を仕上げています。
赤色と金色のビーズと紐(ひも)をプラスするだけで一気にお正月らしく見えませんか(笑)。
バックに写る貝殻細工の漆(うるし)は、お気に入りのベトナム雑貨の小物入れです。その蓋の上に載せて写真を撮ってみました(笑)。
使用したレース糸は、全て百均で購入しました。
●赤い花は、#40細 ダークレッド色。
●白い花は、#40 白色。(パッケージは、向かって左側のイエロー色をご参考下さい。)
●リースの輪は、#20太 シナモンゴールド色。
葉の部分は、華奢(きゃしゃ)な縮れた葉を表現したいと思い、レース糸では無くDMCの刺繡糸25番の 936、94(グラデーション)の2色を使用しました。
側面もレース糸を巻き付けて仕上げました。
紐(ひも)の 断面は、ほつれないように接着剤を少しつけています。
裏面もレース糸を巻き付けて仕上げました。
ブローチピン周りの仕上げは難しく…かなり苦労しました。ここは、他の方法で仕上げるべきだったかも(笑)。
ベトナムの旧正月(テト:Tết)
ベトナムのお正月は、旧暦で祝う習慣が根付いているため、今回(2021年)の旧正月(テト:Tết)休暇は2月10日から16日までの7連休です。
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ベトナムの旧正月(テト)と言えば、やはりアオザイです。
インスタ上では、各服飾メーカーの新作アオザイの写真が溢れています。
ベトナム人のお友達は、新調したアオザイを素敵に着こなすために、早速、ジョギングを始めたそうです(笑)。この時期から旧正月(テト)まで、ベトナム人女性たちのアオザイ熱、凄いです(笑)!
漆製品 の国内販売店
ベトナム雑貨と言えば、光り輝く貝殻や卵の殻を埋め込んだ細工が施された漆製品が有名です。
制作過程で漆を固化させるためには適度な湿度が必要なため、1年を通して湿度が高いベトナムに適した工芸品です。
☟楽天市場 のみで販売中です。天然の柔らかい輝きが美しいパールシェル(真珠貝)のコースターです。
☟ Amazon、Yahoo!ショッピング で販売中です。こちらは、卵の殻を埋め込んだ可愛いトンボのワインホルダーです。
☟楽天市場 のみで販売中です。天然の柔らかい輝きが美しいパールシェル(真珠貝)のランチョンマットです。
まとめ
漆は、アジアに古くから伝わるモノなので、日本ではお正月に大活躍する身近なモノにもたくさん存在します。
例えば、お節料理が入った重箱、お雑煮のお椀、茶托(ちゃたく)、箸置き、お皿、お盆など実用的なモノがたくさん有るのに…私がハノイの漆教室で作ったモノは、小物入れと漆画でした(笑)。
本帰国が決まると、長く使える実用的なモノが欲しくなり…急いで日本のお正月用にランチョンマット兼オードブルプレートの制作を工房に依頼しました。
牡丹の花が一輪描かれた華やかなランチョンマット兼オードブルプレート。これに見合ったお節料理が作れなくて…時々、出して眺めるだけの思い出の宝物です。それについては、またの機会にご紹介します(笑)。
さて、次回は何を作ろうかな。
今回は、レース糸で作る お正月リース ブローチ でした。
いかがでしたか?
最後まで読んでいただき有難うございます。
それでは、また。