こんにちは。
6月中旬頃、紫陽花が美しいお寺に行って来ました。
その日は、平日。そこは遥か向こうに京都市街が見渡せる山の上、そして紫陽花は色づき始めたばかりの状態でしたが、意外と人が多く紫陽花人気に驚きました(笑)。
そんな、紫陽花の中から紫陽花の原種とも言われるガクアジサイのエアリー(airy)刺繍を刺してみました。
今回は、蝶(ちょう)が舞う『ガクアジサイ ブローチ』をご紹介します。
(⇩各目次は、クリックでとべます)
エアリー(airy)刺繍
空気のように軽くふわっとした刺繍ブローチをイメージして、花と蝶(ちょう)は刺繍糸を刺繍針を使って編んでいます。
ワイヤーを縫いとめた布を使用する立体刺繍(スタンプワーク)とは少し異なるので…これを一言で表現する言葉を勝手に『エアリー(airy)刺繍』としてみました(笑)。
※ airy=空気の、空気のような、風通しの良い
ガクアジサイ ブローチ
COSMO(コスモ)のグラデーション刺繍糸を使い、ピンク色のガクアジサイを作ってみました。
花の中央にある小さな花(真花)は、ビーズとフレンチノットステッチでボリュームを出して見ましたが…周りの花に埋もれてしまいました(笑)。可愛い色なんだけど見えますか?
今回、使用した刺繍糸は
●花びら:【COSMO】『Seasons 8000』8004番
●真花:【DMC】4110番
●葉:【DMC】3363番
●茎:【DMC】520番
●蝶(ちょう):【DMC】BLANC
実は、真花のフレンチノットステッチもグラデーション刺繍糸です。
☟蝶(ちょう)に、ミシン用の金色の糸を一緒に刺してみました。DMCの金色刺繍糸より柔らかくて扱いやすく便利です。
☟ガクアジサイの花と真花のビーズはこちらを使用しています。
☟ Seasons シリーズについて詳しくはこちらをご覧ください。
私の好みは『Seasons 5000』と『Seasons 8000』かな♪
こちらは、作成中の写真です。
いつも10㎝の刺繍枠を使用していましたが、今回、初めてこの7.5㎝の刺繍枠を使ってみました。
小さなブローチを作る際、手にすっぽり収まる便利なサイズ!それに、少し真鍮色に似たレトロな金具が可愛いです♪
側面は、淡いアイボリーホワイト色のガラスビーズで仕上げています。
側面のビーズを仕上げていたら途中、ビミョーに色の異なるビーズが入っていることに気付かず色がまだらに…ほどいて最初からやり直しました。
最後まで気が抜けません!私が他の色が混入するような管理をしていたのがそもそもの間違いなのですが(笑)。
☟ 今回、使用したビーズはこちらです。
パールに似た落ち着いた色味が、私好みのガラスビーズです♪
裏面は、ホワイト色の合皮で仕上げました。
このホワイト色の合皮は比較的厚いので、切り口を隠すための側面のビーズは大きめ(丸大)のビーズを使用しています。
紫陽花の綺麗なお寺
今回、訪れたお寺は、京都の西山 善峯寺です。
この時、紫陽花は五分咲き程度でしたが、現在は見頃!今月いっぱい紫陽花の見頃を楽しめそうです♪
こちらの善峯寺 幸福地蔵は、斜面側が清水の舞台のように『木造ラーメン構造』となっています。
清水の舞台のように大きくは無いけれど、建築好きにはたまらないこの下からの景色(笑)!上からの景色は、紫陽花が咲き誇る谷を見渡せる絶景が広がります。
※『木造ラーメン構造』を簡単にご説明すると、柱や梁をジャングルジムのように縦と横に格子状に組む構造です。清水の舞台やこちらは、接合部に金物、釘を一切使用せず強固に組み上げているところが素晴らしい!
まとめ
エアリー(airy)刺繍を刺し始めて花ばかりが続いていましたが、今回初めて虫(蝶)を作ってみました。
いつも通り花びらを作成中、重なった花びらが蝶(ちょう)の羽に偶然、見えたことから蝶(ちょう)ができました(笑)。
今後、この蝶(ちょう)を進化させるか、別の虫に挑戦するか?今後が楽しみです♪
さて、次回は何を作ろうかな。
今回は、蝶(ちょう)が舞う『ガクアジサイ ブローチ』でした。
いかがでしたか?
最後まで読んでいただき有難うございます。
それでは、また。
ネット販売で買える お気に入り&おすすめ雑貨
☟ 今回、購入した7.5㎝の刺繍枠です。
刺繍を刺してそのまま飾れそう♪
☟ 今回、使用した刺繍糸【COSMO】8004番 です。
ぼかしのグラデーションが美しい♪