こんにちは。
前回に引き続き、今回もナムディンの教会群と、帰りに偶然、発見した面白いモノを一緒にご紹介したいと思います。
偶然、発見した面白いモノとは、ベトナム人には当たり前の見慣れた生活の一部ですが、恐らく日本では、なかなか目にすることの無いモノ(笑)。その一つが消える予定と聞き、急遽ご紹介することにしました。
消える前に、是非とも体験してもらいたい!お勧めの場所です♪
今回は、【厳選】大人の遠足!心奪われる教会群の村『後編』 をご紹介します。
(⇩各目次は、クリックでとべます)
☟前回のお話『中編』は、こちらです。
『前編』は、こちらです。(初めての方は、こちらからどうぞ)
【厳選】ゴシック建築の美しい教会15選『後編』
今回は、前回に引き続き私が訪れた順に11番目~15番目の計5ヵ所の教会をご紹介します。
⑪ハイニュアン教会(Giáo Xứ Hải Nhuận)
建物正面は、全体的にエッジの効いたシャープなデザインですが、是非とも見ていただきたいのが全く異なる印象の裏側です。
(ヤシの木が写り込み、南国感満載の写真となりました。笑)
こちらがオススメの裏側です。特に、建物上部に集中した装飾の数々と丸、三角、四角の窓にはめ込まれた鋳物面格子、全て私好みの教会です♪
ところで、ハノイでは優等生だけが着用を許されると噂の赤いネッカチーフが、こちらで遊ぶ子供達はカラフル(黄、緑、青)な上に全員、着用していました。この違いは何なのか…とても気になります(笑)。(因みに、ハノイの子供達も高確率で着用しているので、未着用の子供を探す方が難しいかも…笑)
残念だけど…予定には無い教会だったので、外だけ眺めて急いで出発です!
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⑫ハイリー教会(Nhà thờ đổ Hải Lý)
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気候変動による海面上昇により、意図せず海の端に建つことになってしまった教会です。
海は遠浅で穏やかですが、訪れた時は満潮、時折、打ち寄せる大きな波を運悪くかぶってしまい、ドダライバーさんだけ下半身ずぶ濡れになってました。(運に自信の無い方はバスタオル持参がオススメ)
潮風を浴びながら、少しずつ朽ちていくさまがとてつもなく美しい教会です。(現在、大半が崩壊しているため教会として使用されていません)
約4年前は、観光地化に向けて飲食店の基礎工事ラッシュでした。(あの美しい風景が変わってないことを祈りたい…)
☟ グーグルマップ情報はこちらです。(☜何故か教会名が変更されています)
【注意事項】
現地の青年たちに「何処から来たの?」と聞かれ、「日本」と答えたら…何故か一緒に写真撮影が始まってしまいました。私の周りを青年たちが取り囲む形で!
ベトナム人はパーソナルスペースが滅茶苦茶狭い上に、もうオバちゃん(私)そんな経験無いから(笑)ちょっとした恐怖です。連れの二人とドライバーさんは、遥か先で全く気付かず。
失礼だけど、何か取られるのではないかと思い、必死でバッグを握って写真を撮られていました(笑)。
こちらは、観光地のため人も多く混雑しています。念のため、女性の単独行動はご注意を!(突然、写真撮影大会が始まる危険性あり…笑)
⑬スオンディエン教会(Nhà thờ Xương Điền)
ベトナム特有の美しいセメントタイルのテラスに囲まれた教会です。
先程、ご紹介したハイリー教会の近くのため水没を想定してか?または、水害の多いベトナムだからか?分からないけど、周りに比べ約1M程高い位置に建っています。
外観に反して、内部は驚きの完全なベトナム建築仕様です。
小屋組みの梁や束に美しい掘り模様が施され、まるでベトナム寺院にも見えます。
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⑭トレイデイ教会(Nhà thờ Trại Đáy)
重厚な外観に、四方八方に向けて配置された白い羽を持つ天使が一際目立つ教会です。(天使の数では他に負けないかも、数えたことは無いけれど…笑)
写真中央の美しいベランダが見えますか?珍しいこのベランダ付き教会に惹かれ、予定外の教会でしたが立ち寄ってしまいました。こちら側は、ベランダ上部に天使がたくさん配置されています。
右奥に見えるのが、道路を挟んで向かい側に建つ教会です。教会が向かい合って建つなんて贅沢な場所です♪
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⑮フェロ教会(Nhà thờ Phêrô)
こちらが、その向かい側に建つ教会です。
『中編』でご紹介したフーアン教会(Nhà thờ Giáo họ Phú An)にそっくりです。設計者が同じなのか?その当時の流行りなのか?謎です(笑)。
こちらも、先程、ご紹介した教会が左奥にシッカリ写っています。
青空に映える美しい教会が二つ、何とも贅沢な光景です♪
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大興奮‼ 偶然発見した面白いモノ
全ての観光を終え、後はハノイに向けて急いで帰るだけです。
達成感とナビから解放された安堵感からボーと車窓からの景色を眺めていると、突然現れたのがこちら。(見逃したら勿体なく寝てられません!笑)
ハイアイン瓦屋根橋(Cầu Ngói Hải Anh)
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ベトナム紙幣(2万ドン)にも印刷されている、ホイアンの『来遠橋 (日本橋)』にそっくり!? 似ていると思いませんか(笑)。
因みに、ベトナム紙幣(2万ドン)の画像はこちらです。
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こちらは、その有名な『来遠橋 (日本橋)』です。
その昔(江戸時代の鎖国前)、ホイアンに住む日本人達によって建設されたと言われていますが、何故か中国様式の特徴を併せ持つ橋です。
改めてよーく見ると、似ているところは「瓦屋根付きの橋」ってことだけかも(笑)。
このシンプルな屋根の曲線美(むくり屋根)と、うろこ瓦が私好みの美しい橋です♪ (凝った装飾の『来遠橋 (日本橋)』より私はこちらがオススメ!笑)
☟ グーグルマップ情報はこちらです。
この橋を越えたところで、向かう方向が違うことに気付き…(笑)気を取り直して再びナビ再開です。
そこで、思いのほか橋が少ないことに気付いてしまった…!来た時とは異なるけれど、橋をやっと発見し、何故か随分手前で長い信号待ちです。(この時、目指す橋は遥か先、全く見えません)
ニンクオン浮橋(Cầu Phao Ninh Cường)
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待ちに待って現れたのが、こちら車も走行できる『浮橋』です。橋を開閉させる為の船なのか、または橋の開閉を待つ船なのか?船が繋がれています。
少し風変わりな橋だな~と思っていたら、フワフワしてない!? 船に乗ってる!? 車は走行してますけど!? 状況の理解と同時に、何故か笑いが込み上げてくる(笑)!ドライバーさんまでつられて大笑い(笑)。
初体験の『浮橋』に大興奮‼ 楽しくて動画まで撮ったけれど、身バレが怖くてお見せできません(笑)。
残念ながら、こちらの『浮橋』は、2022年~2024年にかけて橋の架け替え工事が予定されており、恐らく二年後には消えてしまいます。
☟詳しくはこちらをご覧ください。(開いた画面上で右クリックすると、日本語翻訳でご覧いただけます)
☟ グーグルマップ情報はこちらです。
【注意事項】
●道路工事現場で見かける片側交互通行用の信号と同じモノがあり、信号無視が当たり前のベトナム人でさえシッカリ信号待ちをしています。信号無視、フライング禁止!(ルールを破ると、浮橋の上で身動きが取れなくなる大惨事が待っています…笑)
●船を通過させるため、1日2回、橋の通行が停止されます。(時間は不明)
【2022.7.11 追記】
ベトナム人ドライバー(日本語英語不可)&車(Toyota Innova 7人乗り)の1日レンタル料金は、ガソリン代、高速道路料金を含んで2,300,000VND(約13,000円)でした。
帰りが1時間ほど遅れ走行距離も6kmオーバーとなりましたが、追加料金はサービスしていただきました(笑)。
ドライバーさんとの会話に役立つ簡単なベトナム語
現地旅行会社などで、車&ドライバーそして日本語通訳ガイドを手配しても良いですが、私のように、車&ドライバーのみの場合は、以前ご紹介した下記添付記事をご参考にどうぞ♪
☟こちらで『タクシーで役立つベトナム語』をご紹介しています。
※ベトナム在住日本人なら…恐らく誰もが知っている、基本的なベトナム語です(笑)。
まとめ
帰りの高速道路に乗るまでは、色んな意味で決して気が抜けない大人の旅でした(笑)。
私が訪れた順に①~⑮番まで教会をご紹介しましたが、この順番で行く必要は有りません。障害物などにより迂回したお陰で無駄な動きが多くなっています(笑)。
可能な限りその場の状況に合わせた最短、最速ルートをオススメします。その方がたくさんの観光が出来るはずです!また、更に新しい発見に出会えるかも♪
そして、出来れば『浮橋』の架け替え工事が終了するまでにナムディンへ出かけてみてはいかがでしょうか。きっと楽しいですよ~♪
今回は、【厳選】大人の遠足!心奪われる教会群の村『後編』 でした。
いかがでしたか?
最後まで読んでいただき有難うございます。
それでは、また。
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